橘・学生会館【たまプラーザ3号館】のお料理の味は化学調味料を一切使用しない「手作りの出汁(だし)」から生まれます。どんなに素晴らしい食材を使っても、味のベースが化学調味料(味の素・だしの素・めんつゆなど)ではせっかくの素材が台無しになってしまいます。
和風味には「自家製八方出汁(はっぽうだし)」と「自家製煮干し出汁」をベースにし、中華味には遺伝子組み換え農作物や食品添加物を使用しない「無添加ブイヨン」でベース味を作ります。
橘・学生会館は、お料理に市販の化学調味料を一切使用しないことをお約束いたします。
「自家製八方出汁」・「自家製煮干し出汁」。いずれもその素材選びが重要です。選りすぐった出汁の素材があってこその隠し味です。
どんこより香りが良く柔らかい大分・日田産の「原木栽培の香信」を使用。
創業明治5年の森菊商店が一枚一枚を厳選し、優れた技術で乾燥した逸品です。
新鮮な近海かつおを丹念に1年の期間をかけて、天日干しを繰り返して作った、鰹節の最高級品「枕崎産・本枯節」を築地・伊勢啓より調達。そのつど手で削って使用することから、今では料亭でしか使われないとさえ言われています。
昆布の中の最高級品、北海道南の「本場折浜の真昆布」を現地直接買付しています。肉厚で幅も広く、上品な甘みがあり、大阪・京都の会石料理で使われる品です。
「出汁、風味、味とコク。日本一の昆布は本場折浜ですね」と戸井漁協の高橋氏は断言します。
千葉九十九里「源七水産の片口いわし煮干し」を使用。酸化と紫外線による旨味成分イノシン酸の劣化防止のため、短時間乾燥が「美味しい煮干し」を生みます。
現地で一日天日干ししたのち、手早く乾燥機にかけられるので、脂肪分も少なく、良質でクセのない出汁が取れます。味噌汁出汁に最適の風味をかもし出します。
会館では、「森菊商店の干し椎茸(香信)」「枕崎産・本枯節」「本場折浜の真昆布」「奥出雲井上醤油店の熟成醤油」等を使って「自家製八方出汁」を作ります。和風味は全てこれでOK!とっても贅沢なお出汁です。いちばん自然な「昔ながらの調味料」です。
橘・学生会館青森農場の「有機JAS米・十三湖姫」は、敷地内のライスセンターで籾保管され、必要な分だけそのつど会館へ「玄米」で届きます。
会館ではその玄米を、そのつど「館内の精米機」で精米します。お米は精米した状態から酸化がはじまるため、そのつど精米したほうがよりよい状態のお米を楽しめます。そのつど精米は橘・学生会館の伝統です。
玄米をわずかに発芽させたものが発芽玄米です。発芽させることによって、眠っていた酵素が活性化し、出芽のために必要な栄養素を玄米の内部で増やしていきます。なので、通常の玄米よりも栄養価が高いのです。
会館の調理場では、青森農場の玄米を特別な装置で発芽玄米に加工しています。完全無農薬で作られた玄米ですので、発芽玄米に加工しても安心・安全です。
発芽玄米の栄養価の高さは、白米やお蕎麦、うどんなどの他の主食と比べても群を抜いて勝っています。またストレス軽減作用で知られている「ギャバ」は白米の約10倍も含まれていると言われています。
発芽玄米は甘みや旨味が豊富にあります。これは発芽によって酵素が活性化されることで糖質が分解され甘みが増し、たんぱく質が分解され旨み成分であるアミノ酸が増えるためです。このアミノ酸は脳の血行もよくなります。
発芽によって糖がやわらかくなることで、玄米特有の「硬さ」が解消されて白米と変わらない食べやすさになります。
中性脂肪を抑える効果と、豊富な食物繊維が肥満や便秘を予防する。さらには身体に不可欠なマグネシウムや亜鉛などのミネラルが吸収されやすくなります。